胡桃の ヒナヒナ時代



2002年1月13日、我が家に、ヨウムの 『胡桃(くるみ)』 がやって来ました。
生後四ヶ月目頃、まだヒナヒナ時代の胡桃をご紹介します。
(詳しいお話は、『ごくたま日記』 をご参照ください。)




 

ペットショップから、我が家へ着いたばかりの胡桃です。
さぁ、出ておいで。今日からここが新しいお家だよ。

日に4回の差し餌(フォーミュラー・オプティマム)は、こんなスプーンで。
差し餌は楽しみでもあるけれど、
濃度や温度、量に気を使って、ものすご〜く緊張!心配!大変!
ところが、初めての健康診断の日(19日)、主治医のS先生に驚かれてしまいました。
「えっ、まだ差し餌してるの!?一番大きなコンゴウインコでも120日で一人餌になるのよ。
一日も早く一人餌にさせなきゃ駄目! でも体重は落とさないようにね」

言われた私の方も、びっくり仰天!
“だんだんに”と思っていた一人餌への切り替えが、“早急に”と急遽変更、焦りました。
でも、先生のアドバイス(ペレット埋め込みフォーミュラー団子作戦)のお蔭で、
その後一週間で完全に一人餌、それもペレットオンリーになれたのです。
もう、先生には大感謝。

最初の5日間は、こんな水槽の中で過ごしてました。

 

「大型鳥は、『PBFD』 の可能性があるから検査をした方がいい」
S先生にこう言われるまでは、胡桃は鳥部屋で暮らしていました。
写真は、一人餌にさせるのに柚と檸檬の食事中を見せた方がいいかなと 隣同士にしてみたところ。
この時の柚と檸檬の反応が、またそれぞれに傑作で、
臆病者の柚は、写真のように胡桃の近くに来れるようになるまで半日はかかったでしょうか。
一方の檸檬は、やはりさすが!
初めから、胡桃の至近距離で食べてました。
それも左右にユラユラ揺れて威嚇しながら。
一番可笑しかったのは、胡桃が片翼を広げて伸びをした時。
勘違いした檸檬はすかさず応戦、バッと両翼を広げバンザイ体勢をとったのです。
これには吹きました。檸檬は強いのだっ。


ショップにいる時から、差し餌と並行しながら、シード類もぼつぼつ口にしていた胡桃。
私としては、【差し餌】→【シードでも何でもいいからとにかく一人餌】→【おいおい完全ペレット】
こういう図式でしたが、先生のところのヨウムちゃんは、シードの味を知らないと聞いて、
22日の夜から、胡桃のケージ内に置く餌をペレットだけにしてみました。
シードが入ってると、どうしてもそっちが優先(特にヒマワリ・サフラワー)されてしまうのですが、
ペレットオンリーにしてみたら、何だ、食べるじゃん。大成功。
ヨウムは、成長期が過ぎ大人になっても、高カロリーのペレットを与えなくてはいけないと教わり、
胡桃の主食は、ラウディブッシュのハイエネルギータイプと、ハリソンのハイポテンシーです。
そうそう、ヨウムってヒナ時代は、こんな風にお目目が真っ黒なんですヨ。
現在の胡桃は、もう鷹のような怖〜い目になってしまいました。
でもそれはそれで、味があるんですけどもね。

最後の写真はこれ。通院時は、このアクリル製のキャリアーで行きます。
桃には立派過ぎてずっとしまいこんであったけど、出番が来て良かったー。
あとは、これを入れる不恰好なあの袋を何とかしないと。あれは見苦し過ぎる。
もう一度、挑戦してみますか、お裁縫は大大大の苦手なんですけど・・・。

以上、胡桃のヒナヒナ時代のご紹介でした。
それでは、『動画集』 の方もご覧くださいね。  (2002.7記)




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