桃ちゃん 病院へ行く
 

桃は、1995年の11月からずっと卵を産み続けています。 手持ちの何冊かの飼育書には、産卵から育雛への過程の記述はあっても、 桃のような無精卵の産卵については書かれていません。 このまま生み続けることが自然なのか、それとも体に良くないのか。 良くないのだとしたら、生ませないようにするにはどうしたら良いのか。
「健康診断」の必要性も感じていたところだったので、一度獣医さんに診てもらおうと いうことになりました。

1996年8月6日

COVER 受診したのは、都内にある鳥専門の獣医さんのところです。
まず糞を顕微鏡で見る検査で、軽度ではあるけれど、病原菌(マイコプラズマ、 クラミジア等)がいることがわかりました。 これは十中八九の鳥に見られ、腸内細菌のアンバランスが原因なのだそうです。 更に、真菌(カンジダ菌)も見つかりました。 カンジダ菌とはカビで、咽頭炎、喉頭炎、気管支炎、肺炎などの 原因になる菌なのだそうです。 桃の場合は、まだ初期の丸い菌だったのですが、 これがもっと成長して細長い棒状の菌になると重症になる為、 早期治療が必要とのことです。 早々と 「細菌性腸炎」 「真菌性腸炎」 「副鼻腔炎」 「気嚢炎」 の病名がつきました。 それから一番心配していた産卵の方はやはり 「過剰産卵」 だと診断されました。 覚悟はしていたものの、驚いたのは“原因は人為的なもの”という但し書きです。 生んだ卵をすぐ取り出してしまうと次々に生んでしまうのだそうで  「ニワトリと同じです。」 の言葉に納得しました。

ショックだったのは、桃は 「削痩(痩せ過ぎ)」 だということ。 過剰産卵で体力が消耗して痩せてしまったらしいのですが、そんなこととは露知らず 肥満が恐くてヒマワリ等の脂肪分の高い餌は二日に一度しか与えていなかったのです。 桃をひっくり返して胸を指で触ってみると、成る程先生の言われたとおり胸骨 (竜骨突起)が尖っているのがわかります。 この骨の両側にもう少し筋肉がつくと良いのだそうです。 全く、桃が太っているか痩せているかさえわからなかったなんて・・・・。
今迄与えていた餌をここで勧められたペレットに変えてみることにし、それから 抗生物質の薬を15日分頂いて、二週間後に糞だけを持参することになりました。 こんなにズラッと病名がついて、よくもまぁ桃を大事にしてるなんて言っていた ものだと自分のことながら呆れてしまいます。無知でした。 その他にも、思い違いをしていたことがたくさんあって、一般に売られている 鳥の飼育書を鵜呑みにしていると大変なことになると気付かされた一日でした。

8月20日

二週間、薬を水に溶かして飲ませ、糞を持参しました。 顕微鏡検査の結果は問題無し。 真菌もいなくなってて、とっても綺麗だそうです。やった! でも、桃が ふんわり していることと、こっそり 居眠り もしているなどお話ししたら もう2週間、薬を飲ませてください、とのこと。
それから小桜インコの体重は50グラムあれば、まぁ大丈夫だそうです。 桃は51グラムから53グラムを行ったり来たり。 そんなに気にするほどの痩せ方では無いと知って、これにはホッとしました。 但し、桃は餌をペレットに換えた直後なので、 体重の増減はマメにチェックする必要有り。 また2週間後に通院の予定です。

8月17日、桃はまた卵を生みました。通算18個めです。
今度は先生に言われた通り、卵をそのままにしておいたのですが、 なんということでしょう。桃は桃は・・・、卵を破壊しました。 この頃、桃はピンポン玉のサッカーに熱中しているのですが、 卵も同じように放り上げては転がして、殻はグシャグシャ、中身がドロ〜。 先生に 「この子は生んだ卵、抱きますか?」 と聞かれて  「いいえ、卵には全く執着しないでほったらかしてます。」  そう答えたのですが、まさか遊び道具にするとは。 で、今は擬卵を入れているのですが、これがセキセイインコの卵くらいの大きさしか ないので、早速クチバシでくわえて放ってました。 こんなんでいったい生まなくなるのでしょうか。不安が募ります。

無意味な産卵は、体力を低下させるばかりでなく 「卵管炎」 「卵詰まり」 など 様々な病気を引き起こす原因にもなります。 短命にもつながるのでなんとしてでもやめさせなければなりません。 ベッド代わりにしていたティッシュの箱を取り去り、生んだ卵をそのままにして、 発情(女の子ポーズ)を極力させないようにする。それでもずっと生み続けるようなら 手術で卵管と卵巣を取ってしまうしかないと先生はおっしゃってました。
そ、そんなぁ、手術は嫌だよぉ〜、うぅっ。

9月4日

COVER 引き続き二週間薬を飲ませ、また糞を持参しました。
前回と同じく顕微鏡検査の結果は○。抗生物質のお薬は卒業です。バンザーイ!
ところが先生はおっしゃいました。 「薬を変えます。」 
えっ、なんで? どうして?  それは、腸内にもっと増えて欲しい菌があるからなんだそうです。 それは乳酸菌やビフィズス菌。ビフィダーというお薬を処方されました。 このお薬は抗生物質と同じように水に溶かしても良いし、 餌や野菜にふりかけても良いということです。

産卵の方は、8月17日を最後に今のところ落ち着いてます。
「でも先生、カゴの中からティッシュの箱を取ってしまっても、外に出るとゴミ箱に 飛び込んでこもってしまうんです。ちょっとしたことですぐ発情してしまうし・・・、 今日なんか体の上に手をかざしただけで、羽を広げて交尾のポーズをとるんです。」
先生は笑いながらこうおっしゃいました。
「可哀想ですけど、カゴから出さないようにして発情させないようにしてください。」
「はい、わかりました。」 私は応えながら (でも先生、カゴから出さないと桃はヒステリーを起こします。 地団駄踏んでものすごい剣幕で怒るんです。) の言葉を飲み込みました。

それから擬卵は必要ないそうなので取りました。 また二週間後に糞検です。

9月20日

前回と同じく顕微鏡検査の結果は○。以下、先生と私の会話。
先生 「いいですね。とってもクリアです。この小さく動いてるこれが乳酸菌です。 これがもう少し増えてもいいですね。」
私 「一週間位前、ビデオで隠し撮りしてみたんです。 (先生ここで手を叩いて笑う) そしたら、背中に顔を埋めて眠ってたんです。」
先生 「今、部屋は何度ですか?」
私 「27度です。」
先生 「一定にしてますか?」
私 「いえ・・・。」
先生 「この頃は夜ガクッと寒くなる時があるから、 温度がとれてないのかもしれませんね。 もう少ししたら人間も暖房入れ始めるので管理しやすくなるんですけど。」

それから体重のお話。
同じ小桜インコでも小さい体格のコもいれば大きいコもいる、 一概に何グラムがいいとは言えないのだそうです。 考えてみれば人間だってそうですものね。 ちょっと数字にこだわり過ぎてたみたい。 そのコのベストの体重は、やはり胸骨(竜骨突起)の両側に ちょうど良く筋肉がついているかどうかで決まってくるのだそうです。
次回は桃を連れて行って診てもらうことになりました。

お薬は引き続き、ビフィダーをいただきました。
そしてこの日から夜間カゴにかける布を夏用から冬用の厚いものへ替えました。 そう、思い起こせば去年の冬。 キルティングの布を買ってきてカゴをスッポリ覆うカバーを作ったのでした。 何が苦手って針仕事ほど苦手なものはない私。 指を何度も縫いそうになりながらやっと出来上がった努力の結晶! 今年もまた出番です。

10月10日

COVER 二ヶ月ぶりに桃を連れての診察です。
糞検は良好。ただ、居眠りとふんわりは相変わらず。
「部屋の温度は25度です。」 「あ〜、駄目、低いです。」
秋真っ盛りの今日この頃。人間には快適な温度でも鳥にとってはもう寒いのですね。 28度〜30度が鳥の適温だと聞いていながら、 25度位はまだ許容範囲だと思っていました。

ペットショップでは、5才以下の若鳥の保温はそれほど神経質になることはないと 言われ、何冊かの飼育書には、屋内飼いなら保温の心配は無し、 朝夕の冷え込みのきつい日に夜間厚手の布で覆う程度で良い。 かえって過保護は禁物、と大体似たような事が書かれています。 しかし、ここの先生の方針は違うのです。 う〜む。悩むところですが、「日本の飼い鳥に対する認識は低い、本当は鳥はもっと 長生き出来るんだ」 という考えの、この先生を信じてついて行こう!!
 先生がおっしゃるには、鳥の保温にはエアコンのような部屋の空気全体を温める 暖房器具が良く、ひよこ電球のような放熱タイプの暖房器具は、 当たっている部分だけが高温になり過ぎる上、 同じカゴの中で温度差が出てしまうので適さないのだそうです。
桃の部屋には室外機を置く場所がないのでエアコンがありません。 そこで去年の冬に用意したのがセラミックファンヒーター。 でもこれは温度設定が出来ないので、時々部屋の温度確認をしなくては ならないのです。 だからつけたまま外出も出来ないし、一晩中つけっぱなしも駄目。 それにそもそも部屋全体なんか温まらないだろうし・・・。
あぁ、なんて中途半端な保温方法なんでしょう。 さて、困ったぞ。

思い起こせば、昨冬の桃の部屋の最低温度は15度でした。
寒かっただろうなぁ、足なんか冷た〜くなっちゃって・・・。 それでも去年は保温の為にティッシュの箱ベッドを入れてたからまだ良かったけど、 今年からはそうはいかないものね。 桃ごめんね、もうあんな寒い思いはさせないからね。
そんなこんなを話しながらの病院からの帰り道、私達はある 一大決心をしました。
仕方ない、桃の為に大枚をはたこうじゃないか!!

そうそう、もうひとつ保温で重要なことがありました。それはカゴを置く高さです。
天井に近い所と床に近い所とでは、冷え込み方に随分と差があるのだそうで (なるほど、温かい空気は上に昇っていきますものね) だいたい鳥の目線と人の目線が同じになる位置にカゴを置くのが良いそうです。 初診時にそう言われて、私達も早速棚を探しに行きましたが、 ちょうど良い物が見つからず、現在の桃の目線は私の肩のあたりかな。

ビフィダーは、継続して飲ませた方が良いということなのでまた頂いてきました。
それからそれから、聞いてください! 8月6日の初診の日に「痩せ過ぎ」という レッテルを貼られた桃でしたが、苦節2ヶ月、本日ついに汚名返上出来ました。 餌を替えたのが効を奏したのでしょうか、胸骨(竜骨突起)の尖り具合が ちょうど良くなっていると言ってもらえました。 私達も触らせてもらったのですが、ヨットの船底のような骨の両脇に 柔らかな筋肉があるのがわかりました。 はぁ〜、良かった良かった。

余談ですが、桃の前に診察を受けていたセキセイインコの中雛のTちゃん。
このコはペットショップから来て10日だそうです。 見た目は良く動いてとっても元気なのに糞を顕微鏡で見てみたら・・・。 なんと病原菌がいっぱい、 棒状のカンジダ菌 もいるし、メガバクテリウムという菌も。なんだかとても治療が困難な様子です。 それからこうした感染症の為に体力が落ち「脚弱症」という足が弱る症状も 出ていました。すぐにへたり込んでしまうのです。 こんなに小さいのに可哀想に・・・。 このコは入院になってしまいました。

とりあえず、これで桃の通院は終わりです。
今後は、一年に一度の健康診断を続けていきたいと思っています。  

 

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番外編

初診の日「このコ、噛みます?」 「いえ、噛みません。」 先生と私が、こう言葉を交わした後、桃の触診は始まりました。

桃は、先生につかまれ引っくり返されても噛まなかったので  「コザクラの雌は噛むコが多いのに、いいコねぇ。」 と誉めてもらいました。 でも私はこの時聞いたのです。桃が喉の奥の方でブブブブと鳴いたのを。 これは 「何すんのよ、怒るわよ。」 という意味。 怒った時はこれがドスのきいた 「ビーッ!」 か、 金属音の 「キキキキキキ!」 に変わるのです。 普段は優しく甘噛みしてくれる桃も、嫌がる事をされた時は別。 怒ったらそれはそれはスゴくて、血をみることだってあります。 ハラハラしながら見ていましたが、そこはさすがプロ。 桃は先生にしっかり保定され、お腹を触られ息を吹きかけられ羽を広げられても 空しくもがくだけ。 無事に触診は終了しました。先生の勝ちー! すると先生はこうおっしゃいました。
「こういうベタベタに慣れてるコは、いつも飼い主さんと一緒にいたがりますから、 一人ぼっちの時間が長いとそれがストレスになって毛引き症  (自分で自分の羽を抜いてしまう) になったりします。 気を付けてあげてください。」
はい、もう私働きに出られません。(わぁーい!都合の良い口実が見つかりました。)  

 

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我が家のリビングから、ゴミ箱が消えました。 桃が巣ごもりの為に飛び込んでしまうからです。 隠した直後はウロウロ探し回って、仕舞いには私に向かってうるさく抗議してましたが 今ではすっかり存在を忘れている様子。ホッ。

桃が18個も産卵するまで放置していた駄目な飼い主 (私)は、現在心を入れ替え 桃の産卵を止めるべく、先生の指示に従って環境を改善し様子をみているところです。
今のところ8月17日を最後に落ち着いています。 が・・・、なんでどうして桃はすぐ発情してしまうのでしょう!?  前々から背中に触れた時によく女の子ポーズをしていたのですが、 今は体の上に手をかざすだけでもそうなってしまいます。 う〜ん、女盛りなのね、なんて悠長なことは言ってられません。  「桃ちゃん、駄目! また卵が出来ちゃうでしよ。」  そう言いながら、広げた羽を無理矢理閉じてる私です。 お願い、もう生まないでおくれ〜。  

 

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さて、そういう訳で我が家の暖房は10月10日から始まりました。

ファンヒーターの温風が直接桃に当たらないように設置し、 乾燥防止のスチームもセットオッケー。 急激な温度変化が一番良くないので、大体27度〜29度の温度を保つよう、 25度以下にはならぬよう、強中弱を使い分けながら時々様子を見ます。
「ファンヒーターでは部屋全体は温まりません」と、確か買う時にお店の人に 言われた憶えがあるけれど、絨毯敷きの6畳の和室って結構温まるじゃあないですか。
乾かない洗濯物も桃の部屋に吊るしておくと乾いちゃうし、一石二鳥! 近頃は、様子がわかってタイマーなんかも使いこなせてきたもんで、 なかなか快適です。
これ使えるじゃん、ということで日中はファンヒーター、 夜間はエアコンのあるリビングに引越して、なんとかこの冬を乗り切れそうです。
桃はと言えば、絶好調! 羽もピタッとして動作も活発です。
やっぱり寒かったんだなぁ。反省反省。

その後です。
暖房能力が低いことから今迄対象外でしたが、 セラミックファンヒーターでも暖房出来るような部屋ならば・・・と オイルヒーターを試したところ、これが大当たりでした。
風が吹き出さないので空気もキレイ、燃焼部分が無いので火災の心配も殆ど無し。
それに「現在温度固定」機能で室温がキープ出来るので安心です。
ひとつ難を言えば、器具自体が熱くなるので桃がその上にとまることのないように 行動範囲外に設置し、遊ばせる時は充分気を付けることでしょうか。
兎にも角にも、我が家の防寒対策はどうにかこれに落ち着きました。
 

 

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最後に・・・

「桃ちゃん病院へ行く」に長々付き合ってくださった皆様、 どうもお疲れ様でした。
どのようなご感想をお持ちになりましたでしょうか。
「ウチが診てもらっている先生とは違うなぁ。」とお感じになった方も、 きっと数多くいらしたのではと思います。

抗生剤投与の是非、保温の必要性、餌の種類等々、 獣医さんによって意見が違うのは事実です。
いったい何が本当で、何を信じたら良いのでしょう。
私達の願いはただひとつ。大切な鳥さんに健康で長生きして欲しいだけなのに。

獣医さん一人一人が、それぞれの知識と経験から個々の考えを持つのは、 仕方のないことなのでしょう。  「本当」も決してひとつではないのかもしれません。
となると私達患者の立場としては、 いかにその先生を信頼できるかに尽きるのではないでしょうか。 「何が正しいか」より「誰を信じるか」 そして自分は鳥さんに何をしてあげたいか。

自分と相性の良い信頼出来る獣医さんを探し、納得のいく治療をしてもらう。
それが一番だと思います。 とにかく、私達の愛する鳥さんが☆になってしまった時に、 後悔するような飼い方だけはしたくないですね。

「桃ちゃん病院へ行く」を最後まで読んでくださいまして、 本当に有り難うございました。  


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「ふんわり」

鳥ってふんわり膨らんでると、なんだか可愛く見えませんか?
「桃はフワフワで可愛いねぇ。」 なんて私達は良く言っていました。
ところがところが、羽毛が膨らんでいる子は要注意。
健康な鳥の羽はびしっと細く引き締まっているのだそうです。
「たとえ動いている時は引き締まって見えても、止まり木にとまっている時に 足の上に羽がかかって見えるのは、もう膨らんでいるのだと思ってください。」
そう獣医さんはおっしゃってました。
でも人間だって、100%健康どこも悪いところは無いという人は滅多にいないように (私はひどい肩凝りと頭痛持ち)鳥も何かしらの菌を持っているのが普通で、 どの子も多少はふんわりしていて不思議はないのだそうです。
人が見ても明らかに具合が悪そうな状態、ぼわーっとまん丸く膨らんでじっと目を 閉じている、こうなったらもう病気はかなり進行しているということなんですね。
羽毛の膨らみ具合に注意して、病気の早期発見をしてあげましょう。

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「居眠り」

居眠り、これも鳥の病気の重大なキーワードだったとは、今回獣医さんにお聞きする まで全く知りませんでした。健康な鳥は、昼間絶対じっとしていないのだそうです。
桃は人前では眠ることはありませんでした。でもある日、余りに静かなので、そーっと 扉の隙間から覗いてみたら目を閉じていたんです。少しの気配ですぐ目を開けるので 目撃することは極稀でしたが・・・。そんな時、無知な私は  「まぁ可愛い。お昼寝してるわ。」 なんて微笑ましくさえ思っていたのでした。 でも大間違いでした。鳥は、具合が悪ければ悪いほど居眠りの時間は多くなり、 人の前でも眠っているようになったらかなりの重症なんだそうです。
「鳥は弱い、すぐ死んでしまうとよく言われるけれどもそれは大きな誤解で、 早く病気に気付いてあげさえすればこんなに強い生き物はいないのです。 鳥は、犬や猫と違って病気になっても横になりません。 居眠りの流れを見過ごさないように。」そう先生はおっしゃっています。 手後れにならないうちに私達が気付いてあげましょう。
皆さんの大切な鳥さんは大丈夫ですか? 
さぁ、そっと覗いて見てください。居眠り、してないかな。

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「一大決心」

この先生に鳥を診ていただいてる方なら、もうおわかりですよね。
そうです、私達はアレを購入することに決めました。
先生お勧めのアレは完璧に温度管理が出来るし、実物も見せてもらいましたが、 なかなか使い勝手も良さそうです。
但し、清水の舞台から飛び降りねばなりませぬ。
何のことやらわからない方はごめんなさい。
「たかが鳥一羽にそこまでして・・・、この大馬鹿者ぉ〜!」
というお叱りが来ると恐いのでここには書かないことにします。
興味がお有りの方にはメールでお応えすることにしますね。
 

と、書いたばかりなのに・・・。
清水の舞台から飛ぶのは中止になりそうです。(何が一大決心だよ〜)
今日(10/14)見積書を取り寄せてみて、絶句。
置き台付きだとこんなお値段になってしまうのね。
我が家の財政ではとてもじゃないけど手が出ません。
少なくとも今年は無理だ。あぁ、泣きたい。
こうなったらなんとか桃の部屋にエアコンをつけることを考えねば・・・。
室外機を置く場所がなくても、エアコンって取り付けられるのでしょうか?
週末、電器屋さんに直行です。
 

電器屋さんに行って来ました。桃の部屋にはエアコンはつきません。
窓に取り付けるタイプのエアコンがあったので「これだ!」と喜んだのも束の間、 窓の寸法が小さすぎて×でした。
日中はファンヒーター、夜間はエアコンのあるリビングに引越して、 なんとかこの冬を乗り切ります。
 

昨日(11/4)オイルヒーターなるモノを試しに買ってみました。
「火災の心配が少なく酸欠など空気の汚れの心配もありません。自然対流でお部屋を 温める体に優しい暖房です」というフレコミのこれは、ストーブともファンヒーター とも違うじわじわタイプのゆっくり暖房ですが、 ウチの様な気密性の高い部屋で試したところ1時間で30度をクリアしました。
温度設定は出来ないものの「現在温度固定」という技があるので、 今迄の様な温度チェックは不要の優れモノです。 弱設定で28度がキープ出来ることがわかりました。
悩みに悩んだけれど今年の冬はこれに決定だ!

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「棒状のカンジダ菌」

桃の糞に見られたような未成長の丸いカンジダ菌は、 口から入っても排泄されているそうなのですが、 Tちゃんのように細長い棒状のカンジダ菌が見つかったということは、 既に腸壁から体内の組織に菌が入り込んでいることを表しているのだそうです。
先生は菌の成長過程を図に書いて分かりやすく説明してくださいました。
・第一段階 球状(排泄)
・第二段階 球状が二つ重なる(排泄)
・第三段階 こけし状(体内)
・第四段階 細長い棒状(体内)

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